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看護師の夜勤には７２時間ルールがあるって知ってる？

病院に勤める看護師には夜勤があるのが一般的だと思いますが、
その夜勤にはルールがあるのを知っていますか？

看護師にとって夜勤は収入を簡単に増やす手段の１つです！

日勤専門の看護師よりも夜勤をしている看護師の方が
給料が高いのは言うまでもありません。

例えば、二交代制の夜勤をしている看護師の夜勤手当を
１回に月１万円だとした場合、５回夜勤をしたら
約５万円の夜勤手当を基本給とは別に受け取る事が出来ます。

毎月５万円の差はとても大きいと思います。
このように夜勤の回数が給料への影響します。

しかし、給料をたくさんもらいたいからと
希望するだけ夜勤が出来るわけではありません！

病棟には複数の看護師がいるため、数人だけに夜勤を特別に
増やす事はもちろん出来ませんし、看護師には夜勤を制限するルールがあります。

それが、『７２時間ルール』です。

１か月に７２時間を超えてはいけないというルールが存在しています。

夜勤は給料が多くもらえるというメリットはありますが
人間は、夜寝る動物です。
通常睡眠をとっている時間に、無理やり起きているという事は
体にとってはとても大きな負担となるのも事実です。

体の負担を守るためにもこの７２時間ルールが存在しています。
もちろん、７２時間ルールが適応されない事もあります。

例外は、いろいろありますがその１つが夜勤専従看護師です。
夜勤だけを専門に働いている看護師には７２時間ルールは適応されません。

看護師の身体を守る役目を持っている７２時間ルールですが
２０１６年の診療報酬改定で７２時間のルールの撤廃もしくは
緩和措置を考えているようです。

この国の考えに対して日本看護協会は猛反対を示しています。

７２時間のルールがなくなるとどうなるでしょうか？

前回の診療報酬改定で７対１看護体制が実施された事で
看護師争奪合戦が繰り広げられ地方の病院は大変な事になっています。

２０１６年の診療報酬改定の７２時間ルールがどうなるかは
これから働く看護師にとってもとても重要な事ですので注目したいと思います。

ナースシェアでは、２０１６年の診療報酬改定の最新情報も
掲載していきますので参考にして下さい。

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