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７：１看護体制崩壊！またもや国が誤算・・・

７対１看護という言葉は、看護師・看護学生なら
一度は耳にした事があると思います。

７対１看護とは、入院している患者７名に対して
平均して看護師が常時１人いる体制の事です。

患者７人に対して１人の看護師という単純な物ではありませんが
ここでは細かい計算は別にして・・・

他の先進国の医療体制から見ても日本の水準が低いとの事。
その為、２００６年の診療報酬改定で、
手厚い看護体制を作るために新設されたものです。

要するに７対１看護体制にすれば
より多くの入院基本料を払いますよと国が言ったのです。

今までは、１０対１看護・１３対１看護・１５対１看護でした。

この７対１看護の診療報酬改定で
日本の病院がどのように動いたと思いますか？

７対１看護体制にシフトできるような大きな病院は
収入アップの為、競うように看護師を集め回っていました・・・

中小の病院や施設・診療所などで働いている
医療者は、看護師が大きな病院にどんどん移動している状況を
実際に感じていたと思います・・・

「え！あの○○総合病院が募集してるの？？」
「国立病院が看護師を募集・・・」

こんな話が、看護師間で話題になっていました。

医療界は、お金儲をやる職種ではありませんが
病院・施設なども収益がなければ破綻します。

綺麗事だけでは成り立たない部分がここです。

日本の医療体制のレベルアップとしての取り組みであったが
国の予想に反して７対１看護体制をとる病院が増え過ぎていたようです！！

このまま行くと、さらに医療費が圧迫するため
平成２６年度の診療報酬改定により７対１看護体制が見直しをされます。

もう現状の体制では、７対１看護を維持できません。
多くの病院が、７対１看護体制をやめるはずです。
というか・・・国は、７対１看護体制を縮小するための対策が
今回の診療報酬改定の大きな狙いです！！

結果・・・
７対１看護体制を終了させる病院では・・・
多くの看護師が必要なくなると言う事です。

心配しなくても看護体制を変えるからすぐに
リストラというわけではないと思います。

また、今回の７対１看護体制の見直しが
どのように影響するかは、ここ数年の状況を見ないとわからないのが現状です。

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Tag: ３０代 ４０代 ６０代 求職者 ７対１看護 看護師リストラ

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